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乾燥塔は、発芽した大麦をピートでいぶしながら乾燥させるためのもの。ウイスキーの独特なピート香は、大麦麦芽をピートでいぶして乾燥させる間に自然に染み込んだ香りです。
現在、この乾燥塔は利用されていませんが、特徴的な「パゴタ屋根」と風格のある佇まいは、蒸溜所のシンボルになっています。
仕込棟では、蒸溜する前の糖化・醗酵が行われます。マッシュタンと呼ばれる糖化槽で麦汁がつくられ、約72時間かけて醗酵をするともろみができます。このもろみを次の蒸溜工程に移します。
もろみをポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で2回蒸溜します。宮城峡蒸溜所のポットスチルは蒸気を熱源とする間接加熱で、軽快で華やかなモルトウイスキーがつくられます。
蒸溜後のウイスキーは樽に詰められ、長い期間を経て熟成します。この貯蔵庫では、樽の種類や熟成によるウイスキーの色や香味の変化をご覧いただけます。
蒸溜所限定商品やニッカの洋酒を使った菓子、ウイスキーを楽しむグッズなどを販売しています。蒸溜所ガイドツアー後の無料試飲のほか、有料で様々なウイスキーをお楽しみいただけるコーナーもございます。
トウモロコシを主原料にグレーンウイスキーをつくっています。1960年代に導入した伝統的なカフェ式連続式蒸溜機は、原料由来の豊かな香味をもつなめらかな口当たりのウイスキーを生み出します。