仙台・宮城峡蒸溜所だより

宮城峡蒸溜所内で働く従業員 ~製造第2部長インタビュー~

2025/09/16(火)

皆様こんにちは。
第5回の宮城峡蒸溜所内で働く従業員のインタビューは製造第2部長武藤さんです。

~経歴~
1987年ニッカウヰスキー(株)仙台工場入社、1995年アサヒビール(株)茨城工場、1998年ニッカウヰスキー(株)仙台工場、2013年ニッカウヰスキー(株)本社原料部、2014年ニッカウヰスキー(株)栃木工場、2020年ニッカウヰスキー(株)門司工場、2022年ニッカウヰスキー(株)仙台工場で現在に至る。

◆入社されてから一番に印象に残っているエピソードはありますか?
仙台工場で採用された12年振りの新入社員だったので先輩からは「ずっと待ってたぞ」と泣きそうな顔で言われ、配属された職場以外の皆さんからも”寵愛”(連れ回される)を受けてやっていけるのか不安になったことを覚えています。

◆仙台工場で働いていて、他の事業場と違うと感じた所はありますか?
お客さまが見学に来られる工場とそうではない工場を経験してきて、お客さまに見て頂ける工場ということで緊張感が違います。工場環境の整備や清掃、身だしなみにも注意を払いますが、売店で商品を手に取っていただく光景を見ると感謝の気持ちと同時に気が引き締まります。

◆今後どのように宮城峡蒸溜所を発展させていきたいですか?
操業当初から宮城峡蒸溜所は新川の清涼な伏流水を仕込水にし、宮城の自然の中で原酒を貯蔵していますから、この風土と環境を大切に守り受け継いでいくことが蒸留所の原点であり発展には欠かせないと思っています。

◆ニッカは新たなコミュニケーション・コンセプトとして「生きるを愉しむウイスキー」を策定しましたが、武藤さんのプライベートな生活ぶりを教えていただけますか?
最近車中泊できる車に買い替えてふらっと一人旅に出ます。その土地の郷土料理などにウィスキーや地酒を合わせて楽しむことをしています。仙台人ですが東北各地にはまだまだ知らない美味しいものがたくさんあるので”愉しむ”ことは当分尽きないと思います。

◆最後にお客様に向けてメッセージをお願いします。
いつもグループ商品をご愛顧頂きましてありがとうございます。見学に来られたお客さまとは直接お話する機会はないのですが、場内を歩いている工場従業員とすれ違いましたら声を掛けてみてください。見学ガイドでは聞けないオモシロネタが聞けるカモ。

仙台・宮城峡蒸溜所だより

宮城峡蒸溜所内で働く従業員 ~生産技術室室長インタビュー~

2025/07/02(水)

皆様こんにちは。
第4回の宮城峡蒸溜所内で働く従業員のインタビューは生産技術室室長藤田さんです。

~経歴~
平成19年(2007年)アサヒビール株式会社に中途入社し、平成29年(2017年)に宮城峡蒸溜所に赴任しました。令和4年(2022年)から生産技術室長として業務を行っています。

◆入社されてから一番に印象に残っているエピソードはありますか?
宮城峡蒸溜所でモルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方に関われていることです。
バラエティー豊かで奥深いモルトウイスキー造りとカフェ式蒸溜機のドライブ感がワクワクのグレーンウイスキー造りに携わることができて、お客様に届ける商品に繋がる仕事が出来ていることに感謝しております。

◆仙台工場で働いていて、他の事業場と違うと感じた所はありますか?
初めて訪れた時に感じた”自然に囲まれたひっそりとした蒸溜所”のイメージは今も変わりません。仙山線から見える蒸溜所の景観はいつ見ても風情があります。

◆今後どのように宮城峡蒸溜所を発展させていきたいですか?
モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方を造れる世界でも稀な蒸溜所であることも含めて他にない蒸溜所として、他とは違うおいしいウイスキーを途切れることなく造れる蒸溜所になって欲しいです。

◆ニッカは新たなコミュニケーション・コンセプトとして「生きるを愉しむウイスキー」を策定しましたが、藤田さんのプライベートな生活ぶりを教えていただけますか?
単身赴任中なので仙台と家族の元を行き来しています。
美味しい物がたくさんある仙台での暮らしも楽しんでいます。蒸溜所のドカ雪さえなければ…です。

◆最後にお客様に向けてメッセージをお願いします。
四季折々で”春霞・新緑・紅葉・白雪”と表情豊かな宮城峡蒸溜所で育まれるウイスキーは、実はとても表情豊かです。この豊かな表情を体感願いたく、蒸溜所でご来場をお待ち申し上げます。

仙台・宮城峡蒸溜所だより

宮城峡蒸溜所内で働く従業員 ~製造第1部部長インタビュー~

2025/04/09(水)

皆様こんにちは。
昨年より宮城峡蒸溜所内で働く従業員のインタビューを数回にわたってお届けしておりますが、
第3回のインタビューは製造第1部 早川部長です。

~経歴~
昭和63(1988)年、ニッカウヰスキー株式会社に入社し、仙台工場製造第一課に配属。平成9(1997)年に西宮工場、平成10(1998)年に仙台工場、平成29(2017)年に北海道工場製造部長、令和4(2022)年に仙台工場製造第1部の製造部長として再び戻って参りました。

◆入社されてから一番に印象に残っているエピソードはありますか?
 入社してから原酒製造一筋で今日に至ります。原酒の増産工事や設備の老朽化更新など、多くの大型工事に携わってきました。印象的なものはふたつあります。ひとつ目は、西宮工場で造られていたグレーンウィスキー製造設備の仙台工場移管工事。ここ仙台工場でモルト原酒とグレーン原酒の両方を造ることになるとは夢にも思っていませんでした。ふたつ目は北海道工場での増産工事です。歴史ある工場に初の自動高層貯蔵庫を建てた時は、余市の町の景観ががらりと変わり「とんでもないことをしてしまった?!」と、今も思い起こすことがあります。

◆仙台工場で働いていて、他の事業場と違うと感じた所はありますか?
 森の中に佇む宮城峡蒸溜所は季節ごとに色を変えていきますので飽きることがありません。そして優しい人達の多い工場だなと感じています。仙台人の気質なのかもしれませんが、恥ずかしがりで口数も少ない、打ち解けるまでには時間がかかりますが、心の中はとても暖かい人達ばかりです。お客様のご案内を担当されているNDS社のガイドやスタッフからもきっと感じ取れる筈です。

◆今後どのように宮城峡蒸溜所を発展させていきたいですか?
 ニッカウヰスキーと言えば、創業の地 北海道の余市蒸溜所をイメージされる方が多いと思います。一方、仙台の宮城峡蒸溜所と聞いてもピンとこない方も沢山いらっしゃることと思います。ですが、宮城峡蒸溜所は唯一、モルト原酒とグレーン原酒が造られている希少な蒸溜所となっています。世界中のウィスキーファンが宮城峡に興味を持っていただける様、宮城峡ならではのフルーティーで華やかなウィスキー原酒と、それを育む豊かな自然を感じていただける工場として宮城峡の名を根付かせていきたいですね。

◆ニッカは新たなコミュニケーション・コンセプトとして「生きるを愉しむウイスキー」を策定しましたが、早川さんのプライベートな生活ぶりを教えていただけますか?
 若い頃はスポーツやレジャーを楽しんで来ましたが、最近はそうもいかないので家庭菜園を楽しんでいます。小さな庭ですが、これがとても楽しいんです。朝夕の水やりや葉の選定、毎朝かかさず行ってきますの挨拶をしてから出勤しています。そして仕事終わりの一杯。仙台工場には社員バーと呼ばれるノミュニケーションの場がありまして、気の合う仲間と酌み交わす時間が明日への活力に繋がっています。

◆最後にお客様に向けてメッセージをお願いします
 宮城峡蒸溜所は、創業者竹鶴政孝が探し求めた第二の蒸溜所です。工場の敷地はを鎌倉山(通称ゴリラ山)と新川(にっかわ)に挟まれ、四季折々の景色を楽しむことができます。また、赤レンガで統一された建物は異国を感じさせる不思議な空間を連想させることと思います。澄んだ空気と澄んだ水が宮城峡蒸溜所で生まれたウィスキー原酒を個性豊かに育てあげています。是非一度、足を運んでいただき、ここにしかない宮城峡を体感してみては如何でしょうか?社員一同、みなさまのご来場を心待ちにしております。

 
 宮城峡蒸溜所内で働く従業員のインタビュー第3回をお届けしました。
 次回も是非お楽しみに♪

仙台・宮城峡蒸溜所だより

新年のご挨拶

2025/01/06(月)

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
宮城峡蒸溜所は1月8日(水)より工場見学・ギフトショップの営業を開始いたします。
※特別な初売りなどは行わず、通常の品揃えでのスタートとなります。
今年もたくさんのお客様にお会いできることを楽しみにしております。
従業員一同皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

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