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No.17 味覚の秋に、月見ウイスキー。

もうすぐ9月。ロックやストレートを一口一口、よりゆっくりと味わいたくなる季節を迎えますね。 “実りの秋”と呼ばれるように、ウイスキーによく合うフルーツはもちろん、海の幸も脂が乗っておいしい時期です。甘い梨やいちじく、森の香りを感じさせるきのこ。秋刀魚、秋鯖は、焼いてはもちろん、スモークすればウイスキーと絶妙にマッチします。

そして、秋といえば“お月見”。秋風が爽やかな夜、ベランダや庭先に出て、“月見ウイスキー”というのも風流です。昔から美しい満月が見られるという「十五夜」は旧暦8月15日の夜のことで、別名「中秋の名月」と呼ばれています。

そんな満月の夜は、グラスにも真ん丸の氷を入れてウイスキーを愉しんでみてはいかがでしょう。市販の丸氷用・製氷トレーを使えば、比較的簡単に丸氷をつくれます。バーテンダーのように、大きな四角い氷を手で回しながらアイスピックやナイフで削っていく場合はケガや凍傷にご注意くださいね。

今年の十五夜は9月27日の日曜日です。秋の夜長の名月を、秋の味覚とおいしいウイスキーでお愉しみください。

グラスにも満月