「答えは地下室か!ガハハ!見たかルパンめ、先に謎を解いてやったぞ!」
得意げな銭形にチラリと目をやりながらルパンが続ける。
「へいへい、とっつぁんすっごーい!んじゃヒゲのおじさん、さっそく地下室へ案内してくれるか?」
「うむ、承知したぞい」
ヒゲのおじさんを先頭に地下室へ向かう一行。そこにはたくさんのウイスキーが並べられていた。
「おいルパン、2つ目のピースとやらはこれじゃねえか?」
次元がウイスキーの瓶の間に無造作におかれたピースを拾い上げる。その隣には難しい顔で腕組みをする五ェ門。
「前のピースとは形が違うようだな…」
次元から受け取ったピースをルパンがポケットにしまったところで、ヒゲのおじさんが口を開いた。
「今日はここでブラックニッカの飲み比べをしてみてはどうかの?クリアは、かろやかですっきりした味わい。リッチブレンドは、まろやかなコクとおだやかな余韻、ディープブレンドは樽の甘やかな香りとビターな余韻が特徴じゃ!」
「お、そうこなくっちゃ。炭酸水や氷もあるし、色々試してみるのも楽しそうだぜ」
ルパン一行は、思い思いにブラックニッカで第2の謎解決の祝杯をあげた。
「オレはリッチブレンドを濃いめのハイボールにするのが好きだな。次元はどうだい?」
「オレはやっぱりクリアのハイボールがいいな」
「拙者はディープブレンドのロックが気に入った」
「お、渋いチョイスじゃねぇか五ェ門。あんたはどんな飲み方にする?」
*****
ヒゲのおじさんの部屋のモニターを見つめるあなたとルパンたち。今日は第3の謎の公開日だ。予定通り犯人の映像が映し出される。
「この謎解きも今回で折り返しだな~。順調に謎は解読できているようだが最後までオレさまを飽きさせないでくれよ!んじゃ、3つ目の謎を公開するぜ~」
モニターに新たな謎が表示された。