「疑ってすまんかったの…」
その夜、事件についてヒゲのおじさんはルパンに連絡を取っていた。二人は旧知の仲なのだ。
「まぁまぁいいってことよ!だけどよヒゲのおじさん、そもそもなんでオレがこんなことしなきゃいけねぇのよ」
「それもそうなんじゃが…口調が似ておったんでの…キミのことは信用しているが念のため連絡したんじゃ…しかし…では一体だれがこんなマネを?」
「わかんねぇーけど、このオレさまを真似るとはいい度胸じゃねぇか…よし!その謎とやらをパパっと解いて真犯人を見つけ出してやるよ!実はこういう謎の解読に強いツテもあるしな」
そう言うとルパンはニヤリと笑いあなたに意味深なウインクを投げた。
「も〜ちろんタダってわけにはいかねえけどなっ!ニヒヒ」
「おお、本当か!ではお願いしよう。もちろん報酬もちゃんと用意するぞい!」
「ってなわけでよ、ヒゲのおじさんも困ってるみたいだし報酬もくれるってことだからよ、あんたも謎の解読に協力してくれよ!こういうの得意だろ?」