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NIKKA THE GRAIN ニッカ ザ・グレーン

2023年3月28日(火)数量限定発売

ウイスキーの未来を語ろう。

伝統、誇り、情熱。すべてが融合した、挑戦的グレーン。

未来への期待に、
胸ときめくグレーンウイスキー。

これから、どんな未来がやってくるんだろう。
どんなウイスキーが姿を現すんだろう。
ウイスキーを愛する人たちにそんな期待を抱いてもらいたくて、
ウイスキーの楽しみをもっと豊かに広げたくて、
ニッカウヰスキーは創業以来ずっと、
原酒という未来をつくり続けてきました。
今、その未来の幾つかが目覚めの時を迎え、
甘く香り立つグレーンウイスキーとして、姿を現します。
ニッカ ザ・グレーン。
歴史に名を刻むグレーン原酒と
密かに打ってきた布石のようなグレーン原酒が、
ブレンドの技で束ねられ、
新しい物語の序章となり時代の扉をひらきます。
グラスを傾けながら、
ウイスキーを愛する人たちと語り合いながら。
訪れる未来に思いをめぐらせてみませんか。

多様なグレーン原酒が、にぎやかに。

ニッカ ザ・グレーンを構成するのは、7つの個性。
仙台・宮城峡蒸溜所のカフェ式連続式蒸溜機でつくられた
カフェグレーンが、基軸となります。
そこに、ニッカウヰスキーが持つ
九州・門司工場とさつま司蒸溜蔵で
密かにつくられ育まれてきた2つの大麦グレーン原酒と
コーン・ライ麦原酒が、新しい個性として加わりました。
さらに、宮城峡蒸溜所のカフェモルト、
竹鶴政孝が自ら
カフェ式連続式蒸溜機の導入に携わった西宮工場で生まれ、
長く熟成を重ねた稀少な2種の原酒をブレンド。
まろやかで深みある甘さの中に爽やかなスパイシーさが漂う、
グレーンウイスキーを形づくりました。
これまでのニッカウヰスキーでは成し得なかった、
多彩な香りと味わいが生み出すイノベーションです。

ニッカウヰスキー 主席ブレンダー 綿貫政志

ニッカのイメージを塗り替える
麦の香ばしさと甘さ、
爽やかさとキレのよさ。

ニッカウヰスキー90周年に向けた「ディスカバリーシリーズ」の第3弾に、どんなウイスキーがふさわしいのか。考えてたどり着いたのが、ニッカ ザ・グレーンです。第1弾と第2弾のシングルモルトをご存知の方は、意外に思われるかもしれません。
ニッカウヰスキーには、稀少なカフェ式連続式蒸溜機から生み出される穀物由来の味わいを活かしたグレーン原酒という資産がありますが、未来を見据えて異なるタイプのグレーン原酒づくりにも取り組んできました。グレーンの多様性がブレンデッドウイスキーの多様性を生み、その多様性こそがウイスキーを愛する人たちの楽しみを広げると信じているからです。
未来への布石として育んできた新たな個性が今回初めて採用され、受け継がれてきた個性と融合。華やかさと深い甘みの中に、麦の香ばしさや爽やかなキレを感じる新たなウイスキーが生まれました。先人たちからの継承と未来を見据えた挑戦が、一滴一滴に込められています。

大麦とコーン・ライ麦の個性を、
熟成を重ねた原酒が受けとめる。

ブレンドに採用したグレーン原酒は、いずれも異なる強い個性を持っています。この多種多様な個性を活かしながらバランスよくまとめ上げることが、ブレンダーの課題でした。
初めて採用した原酒は3種。門司工場でつくられた大麦グレーンは、穀物の甘い香りとなめらかな口当たりのカフェグレーンとは異なり、豊かな大麦の香りと爽やかなキレが特徴です。さつま司蒸溜蔵の大麦グレーンは麦の風味がより濃厚で、僅かでも強い存在感を現します。そして、ひときわしっかりとした個性を持つのが、同じくさつま司蒸溜蔵でつくられたコーン・ライ麦原酒です。これはバーボンのような風味を持つ個性的な原酒で、コーンとライ麦の原料特有の甘さと爽やかさが、これまでのニッカウヰスキーとは一線を画す印象を演出します。
新しい3つの個性を引き出しながらバランスを整えるために、カフェグレーンとカフェモルトは熟成を重ねた原酒を選び抜きました。さらに、西宮工場時代につくられた長熟のカフェグレーンとカフェモルトを加えています。
こうして出来上がったニッカ ザ・グレーンは、さまざまな要素が渾然一体となった、どこを取っても個性的なウイスキーです。華やかでコク豊かなカフェグレーンとカフェモルトの甘さに始まり、麦の香ばしさやコーンの甘み、ライ麦由来の爽やかさを感じた後にすっきりと終わる。次々に主張する香りや味わいがどの原酒由来なのか、想像しながらグラスを傾けていただきたいですね。

継承され発展を遂げていく、
グレーンへの強いこだわり。

日本で本格的なブレンデッドウイスキーをつくりたいと考えていたニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝は、グレーンウイスキーに強いこだわりを持っていました。当時既に旧式とされていたカフェ式連続式蒸溜機を導入したのも、カフェ式でなければ出せない穀物由来の甘さとコクが、理想として目指すブレンデッドウイスキーに欠かせないと考えていたからです。
後年、商品として発売された「カフェグレーン」と「カフェモルト」は、世界でも高く評価されました。ニッカウヰスキーが受け継いできたアセットの価値が、時代を超えて認められたのです。
数十年の月日を経た今でも、竹鶴のグレーンへのこだわりは確かに受け継がれています。このニッカ ザ・グレーンで初披露となった3つの原酒は、原料や蒸溜方法にさまざまなこだわりを持ちながら挑み続けてきた成果です。モルトとは異なるグレーンの特性を活かしたチャレンジを、これからも止めることなく進めていきます。

THE COFFEY STILL

新たなグレーンへの挑戦を支える、南の2拠点。

ニッカウヰスキーが九州に持つ、門司工場とさつま司蒸溜蔵。今回初めて採用された3種のグレーン原酒は、この2つの拠点で生まれました。
門司工場は1914年に生まれた「鈴木商店大里酒精製造所」を前身とし、現在はアサヒグループの乙類焼酎の主要生産工場として稼働しています。
桜島を臨む姶良(あいら)市のさつま司蒸溜蔵は、90年近く前に「姶伊(あいい)酒造」として創業。地元鹿児島県産の黄金千貫を主に使った芋焼酎づくりに、ニッカウヰスキーの樽熟成などの技術を取り入れています。
この2つの拠点では、これからもしっかりと良質な焼酎の原酒を作り続ける一方で、余市や宮城峡とは異なる新たなウイスキーづくりに積極的に挑戦し、ニッカウヰスキーの未来を形づくっていくのです。

Tasting note

香 り マーマレードやサイダーを思わせる爽やかさ。
ウッディでバニリック。
トーストやクッキーのような、甘く香ばしい穀物の芳香。
味わい シナモンのような穏やかなスパイス感とコーンの甘さ。
ライ麦由来の爽やかで、コクとふくらみのある味わい。
余 韻 ほのかにビタースイートな余韻。
すっきりとした後味。
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NIKKA DISCOVERYシリーズ

まだ見ぬニッカウヰスキーの魅力を、
ウイスキーを愛する人たちへ。
NIKKA DISCOVERYシリーズ

2024年、創業90周年を迎えるニッカウヰスキー。
原料や醗酵など製造工程の工夫によって
原酒に多様な個性が生まれることに着目し、
数々のユニークな原酒をつくりつづけています。
受け継がれてきた技を大切にしながら、
チャレンジ精神や遊び心を忘れない。
「NIKKA DISCOVERY シリーズ」は、
そんなニッカウヰスキーの挑戦の歴史と
未来への取り組みに焦点を当て、
新たな驚きに満ちたウイスキーをお届けしていきます。

※写真はイメージとなります。
※デザイン・仕様等は写真と異なる場合がございます。予めご了承ください。